テント倉庫導入を検討中の方必見！テント倉庫に関するよくある疑問に回答します！

テント倉庫の屋根形状の種類について

テント倉庫として認められるには、1階建てで延べ面積が1000㎡以下、軒の高さが5m以下である必要がありますが、屋根形状も限定されています。
テント倉庫で認められている屋根形状は、切妻・片流れ・円弧の3種類です。
切妻屋根は、同じ長さの2つの面で構成されている最もスタンダードな形状です。
現在各メーカーが扱うテント倉庫の8割ほどが切妻屋根となっており、需要が高いので価格が安いというメリットがあります。
しかし、天井に熱がこもりやすく、屋根中央部が破れやすいというデメリットがあります。
片流れ屋根は、一方向だけに傾斜が設けられている形状です。
雨や雪を片側に流せるので、人が通る通路などに雨や雪が落ちるのを防ぐことができます。
一方で、軒高を傾斜の上側で計算するので天井が低くなるとともに、ベンチレーターを取り付ける場合は割高になるというデメリットがあるので注意が必要です。
円弧屋根は、文字通り上部が円弧状になっているタイプです。
一点のみに負荷がかかりにくい、高さが抑えられる、空調効率が高いといったメリットがありますが、天井に結露が発生しやすく、一部に破れが生じると大きく広がりやすいといったデメリットがあります。

テント倉庫に付けられる様々な便利なオプションとは

テント倉庫とは、軽量鉄骨にシート状の膜を被せた倉庫のことです。
低コストで短期間で建てられるため人気があり、様々なところで使用されています。
基本的にはものを保管するために使用されるためシンプルな構造で造られていますが、保管するものや使い方にあわせて様々なオプションがあります。
一般的なものとして、①扉(引き戸・カーテン・シャッターなど)・出入口を確保し防犯面を高める②窓(サッシ窓・採光窓)・換気や明り取りに取り付ける③換気扇・空調を管理する④吸気口・倉庫内に空気を取り込む⑤ひさし・雨や強い直射日光を防ぐ⑥雨どい・軒先から雨水が垂れるのを防ぐ⑦内幕・火災による燃え抜き防止⑧照明・倉庫内を明るく照らす⑨ガードポール・車両の出入りが多いとき壁に衝突するのを防ぐ、などがあります。
扉や換気ひとつ取っても中で保管するものや用途によって様々な種類のものがあるので、最適なものを選べます。
一見、簡易的に見えるテント倉庫ですが、オプションを付けることで用途の幅も広がります。